シミ・ソバカス・赤ら顔の状態に応じて内服、外用、光線などを組み合わせて治療します。 下記は主な組合わせ方法です。
治療方法 ❶
内服 |
トラネキサム酸、L-システイン、アスコルビン酸 |
外用 |
ハイドロキノン、ビタミンC誘導体ローション |
光線 |
レーザーピーリング、バイオプトロン |
治療方法 ❷
外用 |
ハイドロキノン、トレチノイン、ビタミンC誘導体ローション、メトロニダゾール |
治療方法 ❸
光線 |
炭酸ガスレーザー、スーパーフォトセラピー、QスイッチYAGレーザー |
肝斑(内服、トーニング)とは
肝斑とはホルモンバランスの乱れなどの原因で炎症が続き、メラニンをどんどん作り出す「炎症性の色素沈着」だと言われており、一般的に30〜40代のアジア人女性に多く見られる薄茶色をしたシミの一種です。肝斑の原因はまだ明らかになっていませんが、妊娠や経口避妊薬(ピル)の服用をきっかけにあらわれることがあることから女性ホルモンが関与していると言われています。その他にも、さわりグセなどによる物理的な刺激、毛細血管の拡張なども肝斑ができる原因と考えられています。今まで肝斑には禁忌とされていたレーザー照射が可能となりました。レーザートーニングを受けることで今まで消せなかった肝斑も治療可能です。また内服(トラネキサム酸、ビタミンC)などを併用するとより効果が促進されます。