傷跡の治療
ふくらんでいるキズ、へこんでいるキズ、幅が広いキズ、ひきつれているキズ、など傷跡といってもいろいろな場合があります。
ふくらんで目立つものには肥厚性瘢痕といってキズが赤く盛り上がっているものと、見た目は肥厚性瘢痕と似ていますが、虫刺され跡程度でも皮膚が盛り上がり広がったり増えてくる体質的なケロイドと呼ばれる症状があります。
肥厚性瘢痕にはステロイドテープを貼って圧迫、キズにステロイド注射をして圧迫、など保険適用の治療があります。ケロイドもステロイドテープ、ステロイド注射、飲み薬等で対応しますが重症の場合は放射線治療が必要になることもあります。
ケガをした場合、最低半年、またはそれ以上経過を診ることが一般的です。キズは数カ月単位という長い時間をかけて徐々に収縮し赤いキズから白いキズとなり目立たなくなってきます。 経過をみている間はステロイドテープ、ステロイド注射、圧迫などで対応し、それらの治療でも限界に達したときに手術が必要かを考慮します。 患者さんご本人は一刻も早く手遅れにならないうちに対処したい気持ちが強いと思いますが、できたてのキズではなく「時間が経ってこれ以上変化が望めない状態」になってからはじめて手術すべきかそうでないかの検討にはいることができます。キズを切り取って縫い直すにしても最小限の大きさにしたいからです。
キズの修正手術は、キズが残っているかどうかではなく、手術をした方が明らかに手術前よりキレイになる自信がある、と担当医が判断したときに限られます。 「キズは残りますか?」とよく聞かれます。キズは原則的に残りますが、いかに目立たなくするか?をめざして治療を行います。
ケガや手術による傷跡の治療には、傷跡を切除してキレイに縫い直す手術や傷跡自体に注射をして盛り上がりを目立たなくする方法などがあります。
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