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ホクロ

近年、「ホクロをとる」ことがごく一般的になってきました。ホクロ(母斑)を取る目的の一つは悪性の可能性がある場合の検査や治療なので「ホクロがだんだん大きくなってきた」と来院する方が多い印象です。また、生まれつき顔や体にある大きな黒いホクロが目立つので取りたい、ホクロから太い毛が生えてきて困るから取りたい、ホクロが多すぎるのでスッキリしたい、など人により取りたい理由は様々です。

当院での主な治療方法は、
―手術で切って縫う切除術
―炭酸ガスレーザー
レーザーフェイシャル

手術での切除はホクロを完全に取り除きホクロが悪性でないか検査もすることを第一に考えた場合の治療法、炭酸ガスレーザーは皮膚を取り除く量を最小限にすることを第一に考えた場合の治療法です。手術と聞くとコワいのでレーザー希望、というときでも大きさや深さにより手術した方がよいと医師が判断したらそれをすすめますし、小さくて悪いホクロでないからレーザーでよいのでは?というときはそのように説明いたします。どんな治療にもメリット、デメリットがあるのでそれらを考慮して治療方法を検討することが重要です。

ホクロ治療におけるレーザーは、当院では原則的に炭酸ガスレーザーを用います。しかし、ホクロの数が多すぎるから全体を少しずつうすくしたい、美肌シミ目的でレーザー治療をするからそのついでにホクロもうすくなるといいな、という場合はレーザーフェイシャルを実施することもあります。

切除術、レーザーのどちらも治療後は赤いキズになります。体の中では顔や首がその他の部分より比較的治りは早いとされていますが、それでもキズの赤みが落ち着くまで3カ月~1年弱かかります(部位や個人差による)。年数が経てば経つほどキレイになって最終的にほぼわからなくなることがほとんどです。どんな方法でもホクロをとったらキズが目立たなくなるには数カ月単位で経過をみなくてはならないことは事前にご承知おきください。

また、忘れてならないのが「悪性の可能性はないか?」ということ。
もしその疑いがあるときは手術前にホクロの一部(または全部)を切り取って病理検査(切除したホクロを顕微鏡で調べる検査)を実施し、その結果によってその後の治療方法を決めます。

炭酸ガスレーザーを使用する場合でもホクロの一部を切り取って病理検査をすることがあります。

3つの治療法比較

  手術 レーザー治療
(1)少し長めの手術▼ (2)もう少し簡単にできる手術▼ (3)レーザー治療▼
所要時間(術前術後の説明時間含む) 30~60分(個数による) 30~60分(個数による) 30~60分(個数による)
処置方法 メスで紡錘形に切り取って、縫う方法 メスで、丸くくり抜き縫合 レーザー光を用いて、熱でホクロの組織を破壊する方法
傷跡 線状 (1)より短い線上のキズ 大きさによってはほんの少し丸く凹むがほとんどわからない
治療回数 1回 1回 1〜2回

洗顔、シャワー

手術の翌日からOK 手術の翌日からOK 手術の当日からOK
病理検査
処置後通院 ・5〜7日目、抜糸
・3週後に病理検査結果報告
・5〜7日目、抜糸
・3週後に病理検査結果報告
・病理検査を実施したときは3週後
麻酔 注射の局所麻酔 注射の局所麻酔 注射の局所麻酔
備考

・大きいホクロ
(生まれた時からある大型のホクロの場合、2~3回に分けて手術)

※料金はこちら

・小さいホクロ
(直径1.5mm未満)

※料金はこちら

・レーザー治療に適したホクロであれば大きさを問わず可能

※料金はこちら

ホクロの治療前・治療後

-----少し長めの手術は、このようになります-----
メスで切り取ってから、切った後を縫い合わせる方法です。
生まれつきある大きなホクロ(黒アザ)の場合は2~3回に分けて手術します。
キズ痕は白い線になります。筋肉の流れに合わせて、紡錘型に切り取りますので、1年弱でほとんど目立たなくなります。



-----炭酸ガスレーザー治療は、このようになります-----
検査のためにホクロを一部取り除き、その後炭酸ガスレーザーを照射して、その部分の組織を瞬時に蒸発させます。検査が必要ないホクロのときは黒い部分をレーザーで炭化させて少しずつこそげとっていきます。
治療後は少し凹んだ丸いキズになり、徐々に平らになっていきます。
場所によっては少し凹むこともありますが、ほとんど目立ちません。

 

※保険診療の料金はこちら

※自費診療(炭酸ガスレーザー)の料金はこちら

※自費診療(レーザーフェイシャル)の料金はこちら

 

症状・治療別

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