ボツリヌス製剤(ボトックス)の注射
ボツリヌス製剤注入とは?
※「ボトックス」が最も浸透した呼び方であるため患者さんとの会話では「ボトックス」を日常的に使用していますが、厳密にいうと「ボトックス®」は商品名なのでここでは薬剤の一般名「ボツリヌス」としています。
ボツリヌス毒素は筋肉と神経の間を遮断し筋肉を動かなくさせるという作用を利用した治療です。局所的に筋肉の働きを弱めることで、表情ジワを無くしたり、エラの張りをなくし顔をすっきりさせたり、汗を抑える作用から多汗症の治療に使用されています。
ボツリヌス菌は食中毒の原因菌として知られていますが、食中毒を起こすのは30000単位以上のボツリヌス菌が必要であり、治療に使用されるボツリヌス菌は1回に5〜100単位程度であるため、この治療によって中毒を起こす可能性はありません。
他の医療現場では、眼科や神経内科の領域で1970年代から治療として使われている安全な治療方法です。
主な注入部位です。
―眉間
―額
―目じり
―鼻
―口角
―アゴ
―咬筋
マイクロボトックスやスキンボトックスなどと呼ばれていますが、小じわ改善、美肌目的で皮膚の浅いところに細かくたくさん注入する方法もあります。
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注入
保冷剤で冷やしながら細い注射針で注入していきます。ご希望の方には表面麻酔クリームのオプションもあります(¥1,100)。
| 痛 み | 個人や部位によって差がありますが薬を注入するときに多少痛みを感じます。 |
|---|---|
| 回 数 | ほとんどの方が一回で終了します。 |
| 副作用 | 安全性は高いのですが、ポイント以外の筋肉の働きが弱まる場合があり、補正が必要な場合もあります。 |
注入後
| 治術の痕 | 注射跡が数箇所残りますが、数時間から翌日には消えてしまいます。わずかに赤みを帯びる場合がありますが、一時的な反応で自然に解消されます。 |
|---|---|
| 持続期間 | ボツリヌス菌の効果は3〜4ヶ月です。3〜6ヶ月ごとに何回か繰り返し施術することにより、シワができにくくなります。 |
注意事項
以前にボツリヌス菌が原因と思われる食中毒の既往のある方は施術できません。
未成年者、妊娠を希望する方、妊婦、授乳中は施術できません。
注入は3ヶ月以上間隔を空けて施術します(ボツリヌス製剤の耐性ができることを防ぐため)。
