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東京港区田町の皮膚科 芝皮フ科クリニック

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎を引き起こすさまざまな要因

アトピー性皮膚炎を100%治す技術はまだ確立されていません。

でも、治療法を変えるだけ、病院をうつるだけでは同じことのくり返しです。

こんどは、自分自身を見つめ直してみて下さい。

何かちょっとしたことが、『 あなたの治癒力 』を発揮させる第一歩になるかもしれません。

図のようにさまざまな要因がアトピー性皮膚炎に関わっていると考えられます。

要因は一つとは限りません。要因が複雑に絡み合っている人もそうでない人もいます。その絡み具合も人それぞれ違ってきます。

治療は自分がアトピー性皮膚炎になってしまった原因を探すことから始まります。

原因が分かったらそれに対して改善して負荷を軽くしていくことが必要です。

アトピー性皮膚炎とアゴ・その周辺

歯並びが悪い

アトピー性皮膚炎との関係
具体的には「かみ合わせ」のことです。軟食時代のせいもあり現代人には顎(アゴ)が狭い人が急増しています。顎が狭くなると歯並びに異変をきたし、奥歯のかみ合わせにすら異常が生じてきます。

かみ合わせが悪いと、腰痛や肩こり、頭痛が起こる事は明らかになっており、アトピーにおいてもその症状を助長している事が認められます。

解決するには
マウスピースによる歯の矯正に基づいた指導を専門の歯科医との連携により進めていきます。

口で呼吸している

アトピー性皮膚炎との関係
ふつう呼吸は鼻から吸って口から吐き出します。 外気は鼻を通る間に、異物が取り除かれ、適度な温度と湿度になった空気になります。

この状態ならのどにあるリンパ節の集まり(ワルダイエルリング)に負担をかけず免疫機能を働かせる事ができます。

しかし、口から呼吸を行うと、鼻のようなフィルターはありませんから、直接外気がのどに入ってきます。

そうなるとワルダイエルリングの除菌機能に負担がかかり、ワルダイエルリングの白血球を作る組織に細菌が住みついて白血球のもつ免疫機能を低下させることにより、アトピーの症状を憎悪させます。

解決するには
“うがい”をしましょう。

アトピーの場合はリンパへの負担をかけないための滅菌を意識したうがいです。

あらゆる細菌の対策に有効なバリアコート水を用いて1日2回、通常の水でさらに5〜6回のうがいをします。

うがいは風邪や口腔(口の中)、口頭周囲の疾患そして虫歯の予防にもなります。

積極的に実施して下さい。

以前虫歯の治療をした

アトピー性皮膚炎との関係
虫歯の治療で歯の穴に詰めるアマルガムという金属の影響があります。
解決するには
もし要因の一つになっているようなら歯に詰めたものを別なものに換えるなどの処置をします。

アトピー性皮膚炎の環境的要因

ダニ

アトピー性皮膚炎との関係
ダニのもつアレルギー物質は皮膚から直接入ってきて大食細胞表皮の免疫グロブリンEと反応しやすいために、起こるものと考えられます。

大人のアトピーに多い傾向があります。

解決するには
絨毯などはダニが発生しやすいので、フローリングにするなどします。 密閉した環境や高温多湿、逆に乾燥し過ぎもダニが発生しやすくなります。

食事

アトピー性皮膚炎との関係
糖質制限を中心とした食事を推奨します。
解決するには
現在注目しているのが 糖質制限とか糖質ダイエットという名前の食事制限法です。
高雄病院の江部先生が本をだされています。

これらは炭水化物、糖質、糖類を制限する方法で一日1食〜3食をこれらを摂取しないで食事をとります。以下3パターン

1.スーパ糖質制限食
三食とも、間食も含めて炭水化物、糖質(デンプンと砂糖など)を徹底して避ける。
一食あたり糖質摂取量を20g以下に抑える。

2.スタンダード糖質制限食
一日一食だけは普通に食べてよい。
例えばお昼のランチを職場でみんなと同じものを食べる。
しかし朝ご飯と晩ご飯はしっかり糖質制限する、間食も糖質は食べない。

3.プチ糖質制限食
一日二食は普通に食べて、一食だけは糖質制限する。
できれば晩御飯を糖質制限する、間食では糖質は食べない。

これをやると体の調子が抜群によくなります。肌もしっとり、ダイエット、血糖値や血圧の安定、腸の細菌叢のバランスが安定しアトピー症状も改善され症状の波が小さくなっていきますよ。
江部先生の提唱される食べ方は三食のどれかで「完全に糖質制限の食事をする」ということです。

つまりその完全に制限した食事は血糖値が上がらないということが重要なのです。

急激に血糖値を上げる(糖質を摂取すること)は血管および臓器に負担をかける行為なのでいかにこの状態を作らないかが重要なポイントなのです。

一番オススメなのはにスーパー糖質制限食です。

よく噛まないで食べる

アトピー性皮膚炎との関係
タンパク質や脂質の(お肉や砂糖、揚げ物など)大量摂取により消化が十分できなくなっているのに加え、よく噛まないで食事をすることは胃や腸への負担をさらに増大させています。

こうなると腸の中の菌(腸内細菌叢)のバランスはくずれて食べた物を完全に分解するまで体内に入れないといった働きができなくなります。

食事の偏りのところでも話しましたが、タンパク質の分解が不完全な状態で吸収されてしまうため、体内のタンパク質と反応(抗原-抗体反応)によりアレルギーが起きます。

解決するには
口から入れるものはまずよく噛むことです。噛めば噛むほど食物は消化しやすくなり、胃腸への負担も軽くなります。 同時に食べ過ぎないこと。

どんなに一生懸命に噛んでも食べる量が余りにも多すぎた場合、胃腸は消化できません。

腸内細菌叢:腸内には100兆個の細菌がいるといわれています。

よく耳にする善玉のビフィズス菌や悪玉の大腸菌ですが、これらは腸の中の細菌のほんの一部です。

腸粘膜が十全であるためには腸内細菌叢がバランスしていなければなりません。 腸内の細菌はリーダーによって善玉菌にも悪玉菌にもなるという説があります。

消化酵素と善玉菌(ビフィズス菌など)の相性は良く、悪玉菌(大腸菌など)とは良くありません。

ですから腸内の細菌叢にとってもミネラルは不可欠ということになります。

スキンケア

アトピー性皮膚炎との関係
頭皮の表層は角化層(角質層と顆粒層)からなっており、ともにタンパク質が脂質でつながった状態になっていて、とくにバリアゾーンともいうべき顆粒層は非常に薄い層でできています。 一般のシャンプーは合成界面活性剤であるためにこのバリアゾーンの脂を洗い流してしまいます。

さらにタンパク質までも溶解してしまうので、髪と頭皮の細胞を破壊してしまうのです。 シャンプーの化学成分が皮膚細胞に入ると、表皮をいたずらに刺激してアトピーを悪化させてしまいます。

解決するには
石けんシャンプーに変更をします。

洗髪も洗顔も純石けんに切り替えるよう生活指導治療をすすめます。当院では洗い方、購入について細かく指導していきます。

ATP-CUEゲル

85.7%の改善効果!(クリニック内調査)より
当クリニックで開発した軟膏の「ATP CUEゲル」使用もはじめました。

従来、アトピー性皮膚炎はアレルギー的側面(食物アレルゲン、ダニやカビといった環境アレルゲン)からのみ捉えられていましたが、現実のアトピー患者はアレルギーによる炎症とドライスキンを中心とした皮膚のバリア機能の低下という状態が同時進行しているということから、非アレルギー的要因(皮膚バリア層の喪失)およびその対策が注目されています。

アトピー性皮膚炎ではバリア機能の1つである皮脂が少ないのと同時に、バリア機能の2つめである角質細胞間脂質(水分を抱えたゲル状の脂質。とりわけ50%を占めるセラミド)の不足により、健康な人の肌では侵入できない巨大なタンパク質(ダニ、カビなど)が容易に体内に入り、体内の水分は外部へ放出されてしまいます。 皮膚のバリア機能喪失に大きく関わっているものに洗剤やシャンプーなどに使われている合成界面活性剤が考えられています。

そこで、ATP CUEゲルを塗布することにより角質細胞間脂質、皮脂膜を補充し体内の水分が外部へ抜けていくのを防ぎ、外部からのアレルゲンの侵入を阻止することができます。
また、問題の合成界面活性剤を使わず、ゲル基材から出来ているので安心して使用でき、症状に合わせて水などで薄めて使用できることも治療を容易にしています。
ATP CUEゲルを用いることにより、かなりの治療効果を上げています。